初期症状 性病 調べる 辞典 エイズ HIV

性病が疑わしいときは、まず初期症状から性病を調べ

検査を行い適切な処置を施しましょう。

性病は悪化することはあっても自然治癒することはありません。感染すると他の病気を併発する可能性が高くなります。自分のためにはもちろん、大事なパートナーに感染させないためにも、早期発見・早期治療が大切です。

また当サイトでは、専門用語を少なく誰でも簡単に理解できるような言い回しを心がけています。初期症状から、ある程度の性病の種類を特定するためにご活用下さい。

性病について

性病とは本来、性病予防法で定められた4つの病気「淋病、梅毒、軟性下疳(なんせいげかん)、鼠径リンパ腫(そけいりんぱしゅ)」のことを言います。

しかし近年では、性的行為によって感染する病気全般のことを広く「性病」や「性感染症(STD : Sexually Transmitted Diseases)」と言うようになりました。

日本人の性病感染者数は600万人以上にも上り、年々増加しています。 性病は「性意識の低下」や「性の低年齢化」が進む若者の病気と思われがちですが、近年では40代以降の中高年への感染も増加しています。 日本人は、若者だけでなく中高年に於いても「性教育」・「性病への知識」が不足しているのです。

また、性病を安易に考え抗生物質を乱用することにより、近年「薬剤耐性菌」と呼ばれる抗生物質への耐性菌も確認されています。 治療を途中で中断したり自分で薬を購入し服用したりすることは、菌に抗生物質への抵抗力を与えてしまうため、決して行ってはいけません。抗生物質が効かなくなることで性病が完治せず悪化・慢性化してしまいます。

性病の感染は、種類によってはパートナーのみに留まらず家族をも感染させてしまう可能性もあります。 大切なパートナーや家族を守るために是非正しい知識と正しい対処法を身に付けて下さい。

性病の感染経路

性病の主な感染経路としては、ウィルスが感染しやすい粘膜同士の接触によるものです。 性器、肛門、口などの粘膜に傷口があると非常に感染し易くなり、また、感染させ易くもなります。

しかし感染力の強い性病については、性行為だけでなく銭湯や温泉・サウナなどでも感染します。 タオルやカミソリの共用はもちろん、特に女性は湯舟の縁やイスに座る際にも注意して下さい。

※ 事前に洗い流すことやタオルを敷くこと、座らないことなどが大切です。

性病の感染率

性病だけに関わらず風邪やインフルエンザなどにも当てはまりますが、感染率は免疫力に左右されます。 健康状態や睡眠時間、ストレスなどです。

1回の性行為で感染することもあれば、複数回の性行為でも感染しないこともあります。 特に、性行為の当日や当日以降1週間の免疫力が重要です。

もし心当たりがあり、性病が不安であるのならば尚更です。 気持ちを前向きに持ち、性病に負けない免疫力を保ちましょう。

心当たりがあると、感染後のことやいつもは何でもないことが気になるものです。 感染の有無がはっきりしていないときに感染症状に惑わされて考えすぎてはいけません

風邪やインフルエンザにかかっているだけかもしれませんし、何も感染していないのに考えすぎているだけかもしれません。

感染の有無を判断するには検査しかありません。 初期症状からある程度性病の種類を特定し、悩まずにまずは気軽に検査を行いましょう。